食事・ベッド・排泄など
犬にはたいへん申し訳ないがすぐさまそのベッドを貸してもらいたい
一刻の猶予もないと焦っていたのでネットで取り寄せ到着一週間後などはとても待っていられずハーネス以外は家にあるものでまかなった
アルタは生後4ヶ月とはいえ大型犬並みの体格なのでサークルやケージに入れるのはうちでは無理
古い家で玄関が広いのでそこにいてもらうことにした
下にペット用トイレシートを敷く
4Lサイズのシートだが体が大きいぶん尿の量も多いので一日何度か取り替える
フンはこまめに手で拾った
餌は以前からの干し草(オーツヘイ)を隣に置くと首を伸ばして食べる
水は犬猫用の浅いステンレス皿に入れて与えたがあまり飲まなかったりひっくり返すなど心配な状況だった
寝たきりになった犬猫でよく聞く問題が、体が汚れるのを嫌って尿を我慢してしまい膀胱炎から始まり腎臓を悪くし、やがて他の臓器も悪くなるというもの
アルタも尿意をもよおすと体をもじもじさせ、なんとか立って排泄したいようだが
そのまま垂れ流すしかなく、お腹や後脚が濡れてしまう
そのせいで水を飲むのをためらっているのかはわからないが、暑いのに脱水症状が心配である
なのでベッドにいるときはシリンジで強制的に水を飲ませたりしていたが
自主的に飲んでもらうために生理食塩水を与えることにした
ヤギは意外と甘いものが好きで、薬を飲ませるときに砂糖水に溶くとごくごく飲んでしまう
B医師に相談のうえ水1Lに砂糖20g・塩2gと薄めに作って与えると飛びついて飲み干してくれたので一安心した
食欲が衰えないのが当時唯一の希望、頼みの綱だった