後肢のふらつき、転倒が始まった

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2015年7月、アルタ生後4ヶ月

ヤギたちを見ていて、あれ?おかしいなと思うことが多くなった

アルタがよく転ぶのである

夏になり蚊が出るようになり腰麻痺の不安は常にあった

だが医者が言ったようにアイボメックトピカルをちゃんと月に一度滴下している

だからまさかそんなことはあるまい…

しかし症状はあっという間に進行した

ほんの2、3日の間に後脚がはっきりとふらつくようになり何度も転ぶ

昨日まで飛び乗っていた台の上に今日は上がれなくなっている

溝に足を取られ動けず聞いたこともない猫のような叫び声を上げる…

これはただごとではない、完全に腰麻痺ではないか

かかりつけのA獣医師に電話をしてみるが、出ない

海の日の3連休だったが家畜衛生センターに電話するとつながった

誰でもいいからヤギを診てくれる獣医師を紹介してくれと訴えると

隣の市のB獣医師を紹介された

B医師はその日のうちに往診してくれたがアルタを見るなり「腰麻痺です」と言う

腰麻痺の原因となる線虫を殺す薬を注射してもらい、飲み薬など処方してもらう

「2、3日でよくなることもあります」

B獣医師の言葉にすがるような思いでそれからの数日アルタを注視した

だが良くはならず、むしろ悪くなっていったのである